クルーズの旅

テーマのある旅 2011/11クルーズで究極のヴァカンスを過ごす

船の旅 AZUR(イメージ)CLASS ONEメンバーにもご興味を持っている方の多いクルーズ旅行。船酔いの心配や、料金システムなど不安をお持ちの方が多いのも事実です。

今回は船旅からはじまる上質なライフスタイルをテーマにした
クルーズ専門誌「船の旅AZUR」の編集長茂木政次(もぎ まさつぐ)さんに最近のクルーズ動向とCLASS ONEメンバーにお勧めのクルーズを伺いました。



最近のクルーズ市場はどのような状況ですか

クイーンエリザベス号(イメージ)過去3年は年率15%程度で利用者が増えていて注目の旅素材といえます。 特に地中海、アラスカなどフライ&クルーズというスタイルで海外から発着するクルーズが伸びています。乗客5,000人を越えるキャパシティーの超大型客船やクイーンエリザベス号の就航など、話題の新造船ラッシュという状況もマーケットを押し上げました。



客船選びにも変化が見えていると聞いていますが

クルーズ船(イメージ) 海外旅行黎明期では行くことに価値があったと思います。それが旅行者の経験値が上がるとともに、「次は海側の部屋にしたい」 「次はあのクラシックホテルに泊まろう」 「今回はバジェットタイプでもいいよね」という具体に宿泊先の多様化が見られました。 クルーズの世界においても、乗ることから、次はどういう船に乗るか、どういう船旅を楽しむかという段階に差し掛かってきています。客船に「豪華」という枕詞がついて久しいのですが、近いうちにその表現は消えてしまうでしょう。

具体的にはどういうことですか

クルーズ船(イメージ)「豪華」な船がなくなるという訳ではなく、5つ星クラスからバジェットタイプまで目的や機会に合わせて旅行者が選択する時代がきたという意味です。
客船のパンフレットを見回すと、1泊10万円を越えるラグジュアリークラスから1泊1万円程度で利用できるカジュアルクラスまでじつに様々な選択肢があります。そのなかから目的に合わせて選択をすればよいと思います。

仮にバジェットクラスの船の場合、1週間のクルーズと航空チケット込みで20万円を下回る船旅も可能です。ただし、このクラスの場合は映画に出てくるような豪華絢爛な船内設備やバトラーが常にホストしてくれるという訳にはいきません。
もちろん清潔で快適なキャビンは確保できますが、ある程度の割り切りも必要です。
まさに映画のなかの主人公を気取りたい場合はラグジュアリーシップを選択すると良いでしょう。担当のバトラーによる細やかなサービスやいくつものレストランで上質な料理が堪能できます。多くの場合、フリードリンク制なのでお酒が好きな方には「堪らない」旅になります。

CLASS ONEメンバーにふさわしい客船とは

クルーズ船(イメージ)ひとつ推薦するのは大変難しいのですが、あえてということではオーシャニアクルーズはどうでしょうか。クラスワンメンバーはフリークエントトラベラーで旅慣れた方々が多いということですので、船上での賑々しいイベントよりは自分のペースで楽しみたいという方が多いのでないかという仮説に基づきオーシャニアを推薦しました。

このクルーズラインは美食の船といわれ、ダイニングが非常に充実している客船です。何よりも、ドレスコードがないクルーズラインなのでフォーマルディがありません。何故かというと、パーティーとかレセプションはもう卒業しましたという大人のクルーズでもあり、日頃から仕事でパーティーに参加するのでバケーションではそういう集いからは開放されたいエグゼクティブのクルーズだからです。ただし、船のサイズがそれほど大きくなく、またリピーターからの支持が高い船なので早期予約も多く、なかなかパッケージツアーとして商品化され辛いというところが難点です。
海外旅行の経験が豊富な方ならFITで手配されてみては如何でしょう。

オーシャニアクルーズ 詳細はこちら

ライタープロフィール

茂木政次(もぎまさつぐ)

1964年生まれ。
東京ニュース通信社「アジュール」編集長。
旅行会社企画部を経て東京ニュース通信社入社。
「船の旅」編集長、「アジュール」創刊編集長を歴任。

船旅からはじまる上質なライフスタイルをテーマに編集に取り組む。趣味は旅行、ガイドブックに載ってないような港町などを散策することが至上の楽しみ。